サイクリスト2@パリのカーフリーデイ
1.カーフリーデーとは

「カーフリー」ということから「車が自由に走れる」と勘違いしそうですが実はその逆。フランス語(Journee sans ma voiture)だとよくわかる「車のない日」ということ。歩行者はもちろん自転車・サイクリストのイベントでもあります。都市の中心部でマイカーを使わないことで、交通や環境、都市生活と車の使い方の問題について考える日である。日本でも横浜・逗子・仙台などカーフリーデーのイベントが各地で実施されています。

2.パリのカーフリーデー

パリ市では2015年に行われた国連気候変動パリ会議(COP21)に向けて始まりました。2015年はパリ中心部のみで、昨年の2016年はパリ市内45%で車両通行できませんでしたが、今年は、パリ市のほぼ全域が対象。
時間は11時~18時。
バス・タクシー、緊急車両は通行が許可されています(30km/h制限)が、ツアーの貸切バスについても原則乗り入れが禁止。

3.山手線内側のの1.5倍の規模で実施。パリほぼ全市です。

パリ市面積は105 km2これは山手線内63 km2の約1.5倍の面積。日曜日のパリ中心部は観光客ばかりとはいえ、中心部だけでなく市内のごく普通の住宅地まで通行禁止となりました。当然、市内に住んでいる人が車で市外に出るのも禁止ということだったのでしょう。
日曜日なので通勤や業務車両への影響が少ない(パリでは日曜日は一般の商店はお休み)とはいえ、エリア外からの流入をコントロールするのにとどまらず、これだけ大規模に車の使用を禁止してしまうなんてスゴイですね。今朝のFRANCE2のニュースでは通行止めにあった車で混乱していた状況も映っていました。

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