○ハンドルが真直ぐなフラットバーハンドル
○ホイール(車輪)サイズは700C。女性仕様の場合は26インチもある。
○変速機(ギヤ)がついている。
○サスペンションはいらない。?
「自転車を買いたいけど、何を買ったらいいかわからない」という相談を受けることがよくあります。先日Aさんからこんな相談者を受けました・・・
世田谷区在住の独身男性
予算:5~6万程度
購入の動機は、「週に1回程度気の向いたときに自転車通勤がしたい。」、「休日に自転車で都心にでたい。」「ママチャリよりもいい自転車がほしい。」ということ。Aさんに適した自転車のタイプは・・・・。
■どのような車種がいいの?
クロスバイクをオススメしました。
では、クロスバイクとはどんな自転車をいうのでしょうか。
○一言で言えば・・・「街乗り用のスポーツ自転車」で以下のような特徴のあるもの。
○ハンドルが真直ぐなフラットバーハンドル
ドロップハンドルは抵抗がある方が多いし、そこまで気合も入っていない。もう少し気軽に自転車に乗りたい人向け。乗車姿勢もママチャリに近く、コントロール性能もよい。
○ホイール(車輪)サイズは700C。女性仕様の場合は26インチもある。
一般的にはホイールサイズは「26インチ」など直径の長さをインチ表示したものがなじみがあります。ややこしいのですが、ロードレーサーの場合はインチ表示しません。クロスバイクのホイールはロードレーサーと同じサイズのホイールを用いるので、700C(直径700mm)というようなmm表記で直径サイズを表します。(ちなみに26インチは660mm)カタログやスペック表のタイヤ(TIRE)という項目で確認できます。
○変速機(ギヤ)がついている。
日本は坂が多いです。安いママチャリはギヤがついていませんが、坂道を軽快に登るためにはギヤは必須です。ギヤは通常3段変速から33段変速といわれるものまでいろいろとあります。また変速機がついていないものを「シングルスピード」などと呼び、最近では「ピスト」と呼ばれる自転車をよく目にします。「ピスト」とは競輪やトラック競技のための自転車でバンクを走る事に特化した自転車なので変速機、ブレーキ、フリーホイールがついていない(ペダルが逆回転しないので、下りでもペダルを回し続けなければならない)のが特徴なので、街乗りには不向きです。
○サスペンションはいらない
「クロスバイク」として販売されているものに、フロントフォークやサドル下にサスペンションがついているものもあります。サスペンションは衝撃を吸収してくれて、歩道の段差や悪路を走る場合には快適ですが、スポーツタイプの自転車で車道走行を前提とすることを考えると、サスペンションにより重量が増えますし、値段も高くなるなどデメリットの方が大きいと思います。サスペンションなしの方が見た目もシンプルでナチュラルな雰囲気になります。あくまでもママチャリの延長線上で車道も走るが歩道にも上がったりという場合にはサスペンションは有効と思いますが、それなりにスピードもでるので自転車自身はもちろん、歩行者や自動車にとっても大変危険な走り方です。スポーツ自転車は車道走行を強くすすめます。
新しい自転車を購入したら、自転車スタンドも必須です。「自転車は室内に保管!」
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