■ロードタイプのキャリパーブレーキがいい。
クロスバイクに用いられるブレーキで代表的なものとして、ロードタイプのキャリパーブレーキとMTBタイプのVブレーキがあります。これまで説明してきたように、クロスバイクの仕様として、ロードレーサーに近い仕様のものとMTBに近い仕様のものがあります。都心の自転車通勤用で車道走行を前提とするならば、MTBの仕様に近いものよりも、ロードの仕様に近いものの方がスピードコントロールもしやすく、適していると思います。
■ちなみにVブレーキだと。
・悪路においても制動力は大きく、リムが泥や水で汚れていてもOK
・コーナリングの際にリヤブレーキロックさせるなどもできる。
つまり悪路を走るMTB用のブレーキです。
■キャリパーブレーキの弱点
・雨の日など制動力が落ちる
・太いタイヤが履けない。28C(太さが28mmのタイヤ)程度が限界
・タイヤとブレーキのクリアランスが狭く、泥詰まりを起こし易すい
・泥よけを取り付けるスペースが足りなくなる
なので、雨の日は注意が必要で泥はねで服が汚れてしまうことも。
■クロスバイクによく使われているキャリパーブレーキの品番
・TEKTRO R340,R365,R539,RBP510など
・SHIMANO BR-R451(TIAGRA相当)
TEKTROの評判はあまりよくないです。シマノでBR-R451以上のグレードをすすめます。
TEKTROが最初についている場合は、購入後にブレーキを交換するというのもありです。
■シマノBR-R451がついているクロスバイクの例
新しい自転車を購入したら、自転車スタンドも必須です。「自転車は室内に保管!」
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