株式会社サイクルロッカー | 自転車がリスペクトされる社会を目指して

日本は自転車大国です

保有台数は8655万台で、人口1.5人あたり1台。これはオランダ(同0.9人)、ドイツ(同1.2人)、に次ぐ水準であり、アメリカ、中国、 イギリス、フランス、イタリアといった国々を上回ります。西欧諸国が自動車やバスと同等の車両という認識であるのに対し、 車優先社会がつくられた我が国では、自転車は歩道を走るものと認知されてしまっています。 「ゆっくり」と「すぐそこ」まで「どこでも」置けるものとして。このため、安定する「太い」タイヤやどこでも停められる 「重厚な」スタンド、止まったまま両足が地面につく「低い」サドルという独特な仕様の自転車が普及し、自転車の持つ「走る」能力が無視されてきました。

自転車の能力・可能性

健全な成人が「走る」性能の高い自転車を使用すれば、10km~20kmなら電車通勤時間と時間的には大きく変わらない場合も多く、 サイクリングやサイクルスポーツとしてならば100km超走ることも難しくありません。また、自転車はCO2を排出しない移動手段です。 原発事故の影響で、国内ではCO2削減の議論が聞こえてきませんが、CO2排出を抑制させなければ21世紀後半には、世界では顕著な気温上昇や海面上昇が現れます。 自転車をより身近にすることで、地球温暖化にも貢献します。

自転車インフラの整備にむけて

日本の自転車インフラの状況は、歩道上の自転車レーンや歩道の脇の自転車通行帯が整備されてきました。 やっと昨今、「自転車は車道の左側」いうことが、一部行政やメディアで取り上げられるようになりました。これからは「走る」性能の低い自転車向けの環境整備ではなく、自転車の高い性能を社会に活かせるような「走る」自転車に対応した環境整備が必要です。

さらに重要と考えるのは駐輪保管スペースの確保です。 「走る」自転車は高価であり、大切な道具です。職場などの目的地にセキュリティの確保された駐輪場が必要であり、 自宅側にもガレージや家の中に自転車を収納する装置が必要です。これらは「ママチャリ」には不要なインフラでしたが、CycleLockerは「走る」 自転車のために、これらの駐輪インフラ商品を提供して参ります。そして、サイクリストがリスペクトされるマインドの形成のために尽くして行きたいと考えます。
CycleLockerは自転車の能力・可能性を社会に認知させ、交通移動手段として自転車がリスペクトされる環境形成の一躍を担います。

サンデー毎日2014年5月4日号「会社の流儀」にて紹介されました。

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