乗用車のドライブレコーダーの搭載率は52.5%
ソニー損保の調査によりますと、2013年には8.4%だった搭載率は2023年に52.5%。この間あおり運転が問題化されるなど、事故の際の自衛手段として効果的な威力を発揮していて、事故抑止効果や事故現場においても暴力的、悪質な言動は控えるような心理的効果も高くなっています。
自転車事故のニュースが絶えない
一方で、TVや新聞などのニュースで度々、自転車の事故が報道されます。通学中であったり、高齢者であったり、死亡事故になってしまうと、事故原因の究明がしっかり行なわれないことも想定されます。原因を究明し安全対策に活かしていかなければなりません。
フランスのサイクリストが自信の動画を投稿
フランスの報道によると、脅迫的で攻撃的なドライバーの違反行為を撮影するためにカメラを装備する自転車利用者が増えています。交通違反。危険な行為。不行儀。事故。自転車利用者の中には、ドライバーの行為を裁くために、ためらうことなく道路上で自分自身を撮影する人もいます。「万が一事故に遭った場合でも、証拠を得ることができます。いつでも映像を残せるのです」とサイクリストのビデオ撮影者は言います。
旧ツイッターXの@Velotaf_Nancyさん、小型カメラを胸につけご自身の通勤状況を動画撮影し、危険な場面を掲載しています。日本でもサイクリングの記録としてカメラを搭載しているサイクリストをたまに見かけますが、乗用車のドライブレコーダー的な使い方をされている方は現状まれだと思います。
自転車にもドライブレコーダーを
小型カメラも種類もたくさん出てきました。スマホでもとれます。自転車へのドライブレコーダーが普及すれば、安全対策さらには自転車をとりまく交通ルールにとっても、乗用車と同じような効果が期待できると思います。