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「ヴェロスタ」ってご存じでしょうか。大阪をツーキナブル都市に変貌させている大変志の高い事業です。大阪市内7店舗、京都市内1店舗、現在計8店舗が営業されている「会員制駐輪場」。ビルの1室に20台~60台程の縦置き型のロードバイクがおけるスタンドを設置して、月極で6000円程度で利用できる、主に自転車通勤者向けのロード/クロスバイク専用の駐輪施設です。満車でキャンセル待ちの店舗もあります。東京にもジテツウ用の駐輪施設はあります。数年前の自転車ブームを背景に登場し、既に撤退されたものもあります。利用料が1万円とか2万円とか、一般の人が気軽に利用できるものではなく、高級スポーツクラブなつくりが多いです。なぜヴェロスタが成功しているのか。

ヴェロスタの特徴

・会員のみ入室可能

不特定多数の人の出入りがありません。利用者みんなロードバイクなど自転車愛好者なので、盗難・いたずらはもちろん、利用者同士の気配りも期待できます。

・無人管理

会員のみ入室できるカードキーなどでセキュリティを管理しています。無人で24時間利用できるものうれしい。有人管理だと早朝・深夜は利用できなくなります。

・1階にこだわらない

1階は騒然賃料が高い。ビルのオーナー・利用者の理解が得て、エレベーターにロードバイクをのせて4階でも5階でも。空き区画を手頃な賃料で借りています。

・シャワーはありません。

そもそもシャワーって必須の設備なのでしょうか。自転車に乗らなくても真夏は歩いていても汗が噴き出してきます。歩いてくる従業員のためにシャワーがある会社なんてないですよね。トレーニング兼用でロードバイクで常に追い込んでガリガリ走ると大変ですが、力まずにゆっくり流してくれば自転車の方が風を受けて逆に涼しいのではないでしょうか。
シャワー施設を整備しようとすると、利用時間帯も朝の出勤時に集中し、男女別の更衣室等も必要になるので、複数ベース必要になります。よって相当の水回りの工事費がかかります。また、常に清潔に保たなければならないので清掃維持管理コストがかかります。「シャワーはなしでいい!」この割り切りが利用料金をおさえている最大のポイントと思います。

クランクストッパースタンドCS-650

ヴェロスタさんでは全ての店舗ではありませんが、弊社のクランクストッパースタンドCS-650を採用頂いています。もっと簡便な縦置き装置もありますが、つり下げタイプ、前輪フック型ではなく、自転車にやさしく、使いやすい、という声を頂いています。
この度オープンした会員制駐輪場「ヴェロスタ」【肥後橋店】。こちらはクランクストッパースタンドCS-650を使って頂いています。ビルの1階で便利がいいです。利用初月は無料のキャンペーン中です。ご近所にお勤めの方、これを機にツーキニストにトライしてみてください。月額6000円です。

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