縦置きロードバイクバイクスタンドのサイクルロッカーR

クロスバイク選びのポイント今回はタイヤについて

■タイヤのサイズについては「インチ表示」「mm表示」の2通りがあります。

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自転車のサイズを表すのに、日本人に一般的になじみがあるのは24インチとか26インチといった「インチ表記」と思います。これはマウンテンバイクやシティ車(ママチャリ)は米国や英国が起源の自転車だからインチですしかし、ロード系の自転車のタイヤは、ヨーロッパ基準で「mm表記」します。クロスバイクはロード系なのかマウンテンバイクやシティ車系なのかは微妙なところなので、ある時は「インチ表記」でまたある時は「mm表示」というようなややこしいことが起こります。

カタログでは、前者が「26×1.5」、後者が「700×28C」という表記になります。共通して「外径」×「太さ」を表しています。つまり「700×28C」は外径が70cmで太さが2.8cm。「26×1.5」は「1インチ=2.54cm」なので外径が66cmで太さが3.8cmということになります。

■外径は700Cがよい

殆どのクロスバイクは外径は700Cになっていると思います。たまに女性用などで、650cや26インチのように一回り小さいサイズのタイヤがあります。外径が小さい自転車の特徴として、漕ぎ出しが軽く、ハンドルを切りやすく小回りが利く。外径が大きいと、直進安定性があり、慣性があるのでスピードの持続性があります。つまりあまり長くない距離でストップアンドゴーが多いときは小回りが利く径が小さい自転車がよいですが、通勤で1日に数十キロのる場合には径が大きい方が適しています。

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TOKYOBIKE SPORT9Sは650C

■太さは28cくらい

ロードにのっていると、「こんな細いタイヤ怖くありませんか?」、「すぐパンクしませんか?」とよく言われます。雨の日は正直「怖い」です。ですが、それ以外はすくなくとも普通のママチャリよりブレーキの制動はいいので怖くないです。パンクは確かにママチャリよりも頻度高いかと思いますが、走る距離数が違うから実はそうでもないかもしれません。歩道の段差を乗り越える時には注意が必要ですが、車道を走る覚悟さえあれば、実は見た目ほど「怖く」ないのです。細いタイヤは軽量で路面抵抗も少ないので走りは軽快です。ロードレーサーは23C(23mm)がよく使われますが、街乗りであれば28C(28mm)くらいが適していると思います。少しスポーティーにしたいのであれば25C、荷物を積んだり歩道走行をするのであれば32Cになると思います。

新しい自転車を購入したら、自転車スタンドも必須です。「自転車は室内に保管!」

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